プログラミングができるようになると、数学と英語が得意になります。
プログラミングは高度な論理的思考を必要とします。数学が出来ないとプログラミングが全く出来ないというものではありませんが、プログラマとしての適性を測るのに、数学的なセンスは非常に密接に影響します。
プログラミングは多量の論理的思考を集中して長時間こなすことになりますので、この適性はとても重要です。
数学が得意な人ほど、概してプログラム言語の習得や実用に向いていると言えます。
特に、プログラミングの手法の中でも、アルゴリズムといわれるものは、きわめて数学的な思考が必要とされます。
アルゴリズムにはいくつものパターンがあり、それぞれを習得することで、さまざまなケースで活用できます。
逆に、これらのアルゴリズムを知らないと、その都度、プログラムのロジックを自分でゼロから考える必要があり、極度に効率の悪い作業になります。
ですので、アルゴリズムの習得は、プログラムのスキルを構築する上で必須のものと言えます。
プログラミングはまた、英語とも密接に関係します。
プログラム言語の文法や、プログラムに使われる予約語、さらに関数などの名前は英語がベースになっているので、英語が出来ると、プログラム言語の理解も早く、プログラムを書くのにも非常に便利です。
プログラムに関する情報収集にも極めて有利になります。プログラム言語関連の書籍を原書で読めるのはたいへん有利です。
Webで情報収集する場合でもたいへん有用で、海外の優れたサイトを利用することが出来ます。
とくに、無料で参加できる開発者フォーラムなどは利用者の質と量ともに満足できるものが多く、これらのサイトを利用できると、日々の知識の蓄積するのにとても有用です。
それらのフォーラムで質問したり、回答したりすることで、日頃のプログラミングの疑問などを解決するのは、累積すると非常に価値のある経験となります。
英語を聞いたり、話したりすることに加えて、読んだり、書いたりする能力は、今後もますます必要になるでしょう。
それでは、プログラミングができると数学&英語が得意になるのか?数学&英語が得意だとプログラミングが上達しやすいのか?どちらでしょう。どちらも正解!